岐阜市田神にある内科・呼吸器内科の石川内科クリニック

良い睡眠のためのアドバイス

今回は「睡眠」に関するお話をします。
睡眠は、ここ２回のコラムで書いてきた、心の健康とも関連が深いことです。
睡眠がとれないことは、心身の不調のサインであり、また心身の不調を悪化させます。
睡眠のことでお困りの方は、以下のポイントを参考に一度ご自分の状況をチェックしてみてください。

 ・昼寝をしすぎていませんか？
　30分以上の昼寝、夕方の以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響を及ぼします。
　逆に日中の運動習慣は熟睡を促すので、おすすめです。

・眠くなってから床についていますか？
　無理に眠ろうとすると頭がさえて、かえって寝つきが悪くなります。

・同じ時刻に毎日起床することを心がけていますか？
　早起きすることが、早寝につながります。

・アルコール（お酒）の力で眠ろうとしていませんか？
　お酒は深い睡眠を減らし、かえって睡眠の質を悪くします。

また単に睡眠時間が短いという場合で、日中あまり眠くならないということなら
睡眠時間としてはそれで十分であるとも考えられます。
睡眠時間そのものにあまりこだわる必要はありません。

以上のような点に注意しても、まだぐっすり眠れない、日中眠くなるという場合は医師の診察が必要です。
たとえば睡眠時無呼吸症候群などの場合は、床に就いている時間は十分にあっても
ぐっすり眠れないといった症状が出てきます。
とくに、ひどい いびきを伴っている場合、この病気の可能性があります。

睡眠は健康生活にとって最も大切なことのひとつです。
睡眠についてお困りの場合は、当院で、なんでもお気軽にご相談ください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2012.6.2
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022.3.27一部改
　　

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